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About Growth 若手×先輩社員対談|技術系

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チームで人を育て、一緒に成長していく。
その環境があるから、伸び伸びと挑んでいける。

[image] 若手×先輩社員対談|技術系

<Profile>

  • 阿部

    阿部Abe

    イメージングソリューション事業部/
    イメージングソリューション開発センター
    2016年度入社

    ミラーレスデジタルカメラのメカトロニクス開発チームに所属し、高品質な画質を実現する制振モジュールの開発に携わる。現在、次期製品に搭載する手ブレ補正機構を担当。また、カメラの設計・開発を進める傍ら、新規ビジネスを検討するプロジェクトチームでも活躍している。

  • 北條

    北條Hojo

    イメージングソリューション事業部/
    イメージングソリューション開発センター
    2020年度入社

    阿部と同じくメカトロニクス開発チームに所属し、シャッター開閉動作に起因する振動を制御するモジュールの設計・開発を主に担当。次期ミラーレスデジタルカメラの開発へ関わるなど、常時いくつかの開発案件を並行して進めている。

※ 富士フイルムには、入社から3年間、先輩社員が指導員として仕事の進め方や考え方、姿勢の指導や相談に乗ってくれる「指導員制度」がある。阿部は、北條の指導員を担当していた。

私にとって「先生」であり、
いつでも一番の相談相手。

阿部 ミラーレスデジタルカメラの設計・開発にはさまざまな技術が結集されていますが、私たちのグループが担当するのはメカトロニクスに関わるモジュールです。設計から試作評価、量産立ち上げまで、開発のすべてのプロセスに携わっています。

北條 阿部さんには、私の指導員として入社以来ずっとお世話になっています。

阿部 北條さんのことは、事前情報で「学生時代はトライアスロンの選手、海外留学経験あり」と聞いていたので、けっこうガツガツしたタイプを想像していました(笑)。ところが、意外に落ち着いた感じの第一印象でしたね。

北條 私の阿部さんについての第一印象は、難しいことを容易に言語化してしまうコミュニケーション能力の高い人。新人の自分に、カメラのメカに関する基礎知識から設計の技術、実験の進め方まですべてを教えてくれた、まさに「先生」です。入社してからいろいろ困難な壁がありましたが、その度に阿部さんが親身に相談に乗ってリードしてくれて乗り越えることができました。

阿部 新人のころってどうしても目の前のテーマに没頭して、開発全体を見渡せないことが多い。そのあたりは特に意識して教えるようにしていたかな。でも、そう意識して教えることで、私自身も全体のスケジュールを管理する力がついた。後輩を指導することで自分が学ぶこともたくさんあります。

対談風景

チームで支えてくれるから、
ひるむことなくチャレンジできる。

北條 阿部さんは私の4つ上ですから、入社8年目ですよね。今は大きなテーマを任されていますね。

阿部 そう。次期ミラーレスデジタルカメラに搭載する新型モジュールの開発です。北條さんと同じように、私も入社以来さまざまなテーマに挑んできたけど、今回が一番大きな壁ですね。それだけにやりがいも大きい。

北條 モジュールの仕様の段階から考えていかなければならないという、ほぼゼロからの開発ですよね。近くで見ていても、その困難さが伝わってきます。

対談風景

阿部 けれども、北條さんが私に相談するように、私にも相談に乗ってくれたり導いてくれる頼りになる先輩や上司がたくさんいますからね。だから心強いし、新しい技術にもひるむことなくチャレンジできる。富士フイルムには、チームで人を育てていこう、一緒に成長していこうという空気があると感じています。

北條 それは私も感じますね。私も入社1年目、カメラの性能を左右するような難易度の高いテーマを任されましたが、阿部さんばかりでなくグループ内外の先輩たちが親身にサポートしてくれてやり遂げることができました。

阿部 あれは難しいテーマだったね。でも、いざとなったらチームの力で乗り切れるという気持ちがあったから、北條さんのパワーを信じて安心して任せました。

対談風景

「自分たちがつくった」と誇れるような製品を、
人々の手に。

北條 私は学生時代、「ほかの人には頼らず自分の力だけでなんとかする」というパワー系の考え方でした。

阿部 それは1年目の仕事ぶりを見ていて、私も感じていた(笑)。

北條 それですぐに壁にぶつかって。阿部さんの仕事の進め方なども真似ながら、まわりの人たちを巻きこんで一緒に問題を解決していくように心がけました。また、何事にも前向きにチャレンジする姿勢も意識しましたね。前は「チャレンジ」だったことが、最近「当たり前」のように思えることが増えてきました。入社してからの3年間を振り返って、このあたりが一番成長したところでしょうか。

阿部 昨年は、新規モジュールの開発を2件担当したよね。近くで見ていても、北條さんは濃密な経験を積んでいると感じますね。この先、北條さんはどんなエンジニアを目指しているのですか?

北條 そうですね。将来的には、カメラの外装全体を取りまとめるプロジェクトリーダーをやってみたいと考えています。お客さまに感動を与えられる、自分たちがつくったと誇れるような製品を世の中に送り出したいですね。

阿部 確かに、それがコンシューマー製品であるカメラの開発に携わっている一番の魅力だからね。その醍醐味を体感するためにも、現在関わっている新型カメラを1日でも早くデビューさせることが私にとって直近の目標。北條さんも、私と担当するモジュールは違うのですが、このプロジェクトにも関わっているのですよね。

北條 ええ、私にとっても楽しみな開発です。このカメラが発売されたら、まっ先に買うつもりです(笑)。

阿部 開発はこれからが正念場ですね。2人ともまだいくつも壁を越えなければならないと思いますが、お互いにサポートし合いながら成長していきましょう。

対談風景