明るく親しみやすい
“お姉さん”という印象でした。
青砥 串田さんは今年、入社3年目ですよね。ということは、ちょうど今の串田さんと同じ時に私が指導員になったわけだ。
串田 そうですね。指導員といっても、私と青砥さんとは年齢の近い先輩後輩の関係ですが、日々の明るさや親しみやすさから“お姉さん”という印象です。配属当初から付きっきりで、いろいろ教えてもらっていて、青砥さんは入社以来一番お世話になっている先輩です(笑)。
青砥 そう面と向かって言われるとちょっと照れくさい(笑)。串田さんとは、指導員という立場と同時に、当時私が担当していた業務を引き継いでもらうという関係もあって、ずっと一緒に仕事をしていた感じですね。
串田 青砥さんのことで印象深かったのは、配属直後に「どんな教え方がいい?」とオープンに私に聞いてくれたこと。私はどちらかというと論理的に物事を考えるタイプなので、「大枠から説明してもらった方が腑に落ちやすいです」と伝えると、絶えずそれを意識して教えてくれました。
青砥
私は、串田さんとは逆で、まずは自分で手足を動かして仕事を覚えていくタイプ。後輩の成長をサポートしていくためには、自分のやり方を押しつけるのではなく、串田さんなりのスタイルを尊重すべきだと考えたのです。
今でも憶えているのですが、串田さん、入社1年目の冬くらいに大きく変わったでしょう。それまで、目の前の業務で手一杯という感じだったのが、自分なりの考えをどんどん発信するようになった。あの成長には驚いたし、嬉しかったですね。
串田 そうですか。自分ではあまり意識はなかったのですが。確かに2年目くらいからは少しずつ自信を持って仕事に向き合えるようになった気がします。