世界でも認知度が高い、ブランド力。
自分の力を生かせる働きやすい会社。
村上
富士フイルムホールディングス 採用担当の村上です。今日はお集りいただき、ありがとうございます。今回は海外の拠点であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(以下FDBC)で働かれているみなさんにいろいろとお話をお伺いしたいと思っています。
まず、最初の質問ですが、富士フイルムについての最初の印象はどのようなものでしたか?
Nassif 富士フイルムといえば、カメラの会社というのが私の第一の印象でした。特に思い浮かべるのがinstax™“チェキ”です。富士フイルムがバイオ産業に関わっていることはまったく知りませんでした。
Bolish 私はバイオ業界で長く働いていますので、富士フイルムのことは知っていました。トップクラスのCDMO(医薬品製造受託機関)という評判も聞いていました。富士フイルムは写真の会社としても知名度は高かったですね。私の娘は写真が好きで、私が富士フイルムで働くことになったと聞いたときは、「フィルムを買ってくれない?」といっていました(笑)。
村上 Nassifさんは、富士フイルムがカメラの会社と思っていたのに、なぜ、富士フイルムを選ばれたのですか?
Nassif よく知られたブランドだからです。富士フイルムのブランドは世界でも認知度が高いと思います。グローバル企業で働くことは、私にとって光栄なことでした。
貞安 Nasiifさんは前職で自動車会社に勤めていましたね。なぜ、バイオテクノロジー企業の人事部門で働くことに決めたのですか?
Nassif 人事の仕事はどの業界でも同じだと思います。私が学んできた法律面での知識やスキルはどんな業界にも適用できます。特にカリフォルニア州の法律は厳しいので、自分の力を生かせると思いました。最終的には業界に関係なく、働きやすい会社であることが重要でした。
世界規模のより大きなコミュニティ、
より広いネットワークの一員として。
新しい経験や貢献のチャンスの幅が広い。
村上 富士フイルムグループの一員になってよかったと思うことは、どんなことですか?
Nassif 多くの異なる文化と交流する機会が得られたことです。人事の観点から見ても、さまざまな拠点間で活用できる人材や文化のリソースがたくさんあります。グローバルなコミュニティの一員であることは素晴らしいことだと思いました。
貞安 世界規模のより大きなコミュニティ、より広いネットワークの一員であることのよさですね。
Bolish 私が一番共感したのは、企業理念です。FDB(富士フイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ)においても、富士フイルムグループ全体においても、説得力のある確かなビジョンがあります。世界中で人々の生活を向上させ、環境を尊重し、コミュニティの強力なパートナーになるという理念です。こうした重要で説得力のある使命を持っていることが、私にとって富士フイルムで働く意味につながっています。
Nassif もう一つは働くためのサポートの充実です。アメリカであれ、東京であれ、さまざまなレベルでのサポートがあります。社員に投資したいと考える企業は素晴らしいと思いました。
Bolish 与えられるチャンスの幅が広がったことも大きいですね。新しいテクノロジーや製品など、私たちが得られる経験と機会の多様性は、一つのイノベーター企業よりも、FDBの一員であることの方が幅広いと思います。
貞安 一般に創薬はとても難しいといわれています。100万分の1、10万分の1の可能性でしょうか。イノベーター企業であっても、一生涯を通じても患者さんに提供できる薬はできないかもしれません。しかし、CDMOであれば、複数の顧客や複数の薬剤の機会があり、10件のうち1件を患者さんに届けられる可能性があります。Bolishさんがおっしゃるように、新しい経験や貢献のチャンスの幅が広いですね。