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About Growth 世界の富士フイルムを紹介
Vol.1

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共に学び、共に使命を果たす、
グローバルなチーム力。

[image] 世界の富士フイルムを紹介 Vol.1

富士フイルムグループの海外拠点
FUJIFILM
Diosynth Biotechnologies(FDBC)で働く
駐在員と現地スタッフに
人事がインタビューしました

<Profile>

  • Bolish

    David Bolish

    FUJIFILM Diosynth Biotechnologies California
    Site Head
    2022年度入社

    約23年間、バイオ医薬品産業の生産の立ち上げに従事。2018年に先端バイオ医薬品のスタートアップへ移籍し、工場長として生産拠点建設から稼働までの立ち上げを務める。2022年富士フイルムによるM&Aに伴い、COOに就任、現在に至る。

  • Nassif

    Monica Nassif

    FUJIFILM Diosynth Biotechnologies California
    Senior Manager
    2022年度入社

    自動車産業の人事部としてキャリアをスタート、約7年間採用や育成などに従事。2022年に現拠点へ移籍し、採用、人事制度や育成など、幅広い業務を担っている。

  • 貞安

    貞安

    FUJIFILM Diosynth Biotechnologies California
    Director
    2009年度入社

    入社後、約12年ほど経理部にて連結業績管理、事業部経理窓口、工場原価管理などに従事。2021年よりバイオCDMO事業部へ異動し、カリフォルニア事業場のM&Aプロジェクトに参画。事業立ち上げのため2022年4月よりカリフォルニアへ赴任し、以来、サイト長の補佐役として経営に従事。

  • 村上

    村上

    富士フイルムホールディングス
    採用担当

世界でも認知度が高い、ブランド力。
自分の力を生かせる働きやすい会社。

村上 富士フイルムホールディングス 採用担当の村上です。今日はお集りいただき、ありがとうございます。今回は海外の拠点であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(以下FDBC)で働かれているみなさんにいろいろとお話をお伺いしたいと思っています。
まず、最初の質問ですが、富士フイルムについての最初の印象はどのようなものでしたか?

Nassif 富士フイルムといえば、カメラの会社というのが私の第一の印象でした。特に思い浮かべるのがinstax™“チェキ”です。富士フイルムがバイオ産業に関わっていることはまったく知りませんでした。

Bolish 私はバイオ業界で長く働いていますので、富士フイルムのことは知っていました。トップクラスのCDMO(医薬品製造受託機関)という評判も聞いていました。富士フイルムは写真の会社としても知名度は高かったですね。私の娘は写真が好きで、私が富士フイルムで働くことになったと聞いたときは、「フィルムを買ってくれない?」といっていました(笑)。

村上 Nassifさんは、富士フイルムがカメラの会社と思っていたのに、なぜ、富士フイルムを選ばれたのですか?

Nassif よく知られたブランドだからです。富士フイルムのブランドは世界でも認知度が高いと思います。グローバル企業で働くことは、私にとって光栄なことでした。

貞安 Nasiifさんは前職で自動車会社に勤めていましたね。なぜ、バイオテクノロジー企業の人事部門で働くことに決めたのですか?

Nassif 人事の仕事はどの業界でも同じだと思います。私が学んできた法律面での知識やスキルはどんな業界にも適用できます。特にカリフォルニア州の法律は厳しいので、自分の力を生かせると思いました。最終的には業界に関係なく、働きやすい会社であることが重要でした。

世界規模のより大きなコミュニティ、
より広いネットワークの一員として。
新しい経験や貢献のチャンスの幅が広い。

村上 富士フイルムグループの一員になってよかったと思うことは、どんなことですか?

Nassif 多くの異なる文化と交流する機会が得られたことです。人事の観点から見ても、さまざまな拠点間で活用できる人材や文化のリソースがたくさんあります。グローバルなコミュニティの一員であることは素晴らしいことだと思いました。

貞安 世界規模のより大きなコミュニティ、より広いネットワークの一員であることのよさですね。

Bolish 私が一番共感したのは、企業理念です。FDB(富士フイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ)においても、富士フイルムグループ全体においても、説得力のある確かなビジョンがあります。世界中で人々の生活を向上させ、環境を尊重し、コミュニティの強力なパートナーになるという理念です。こうした重要で説得力のある使命を持っていることが、私にとって富士フイルムで働く意味につながっています。

Nassif もう一つは働くためのサポートの充実です。アメリカであれ、東京であれ、さまざまなレベルでのサポートがあります。社員に投資したいと考える企業は素晴らしいと思いました。

Bolish 与えられるチャンスの幅が広がったことも大きいですね。新しいテクノロジーや製品など、私たちが得られる経験と機会の多様性は、一つのイノベーター企業よりも、FDBの一員であることの方が幅広いと思います。

貞安 一般に創薬はとても難しいといわれています。100万分の1、10万分の1の可能性でしょうか。イノベーター企業であっても、一生涯を通じても患者さんに提供できる薬はできないかもしれません。しかし、CDMOであれば、複数の顧客や複数の薬剤の機会があり、10件のうち1件を患者さんに届けられる可能性があります。Bolishさんがおっしゃるように、新しい経験や貢献のチャンスの幅が広いですね。

対談風景

点と点を結ぶことが駐在員の役割。
チームはともに学び、意欲を高めてくれる存在。

村上 貞安さんについてですが、彼が最初に来たときの印象はどうでしたか?また、日本人駐在員の役割について、どう考えていますか?

Bolish 貞安さんは私たちにつねに敬意を払ってくれます。私にとって、よき企業パートナーであり、素晴らしい協力関係を築いてくれる人です。富士フイルムをより深く理解し、問題やニーズを経営トップに伝える方法を理解するための貴重な存在になっています。 貞安さんは財務畑の出身で、バイオテクノロジーには精通していませんが、私たちのビジネスを学ぶために時間と労力をたくさん割いています。「自分の仕事は、これをやることだ」とはいいません。必要なときには、どんなことでも助けてくれる存在です。

Nassif 従業員エンゲージメントの取り組みにも協力してもらっています。従業員向けイベントにも参加し、私たちのさまざまな活動にも加わっています。従業員はとても感謝していると思いますよ(笑)。

貞安 私もつねに従業員の方々と積極的に交流していきたいと思っています。Nassifさんが交流イベントの企画やそこでの雰囲気を作ってくれるので、とてもやりやすいです。

Nassif それはきっと私だけではなくて、グループ全体の努力の賜物です。

Bolish 貞安さんの役割でもう一つ重要なことは、富士フイルム内のほかのリソースへの良いパイプ役であることだと思います。私たちは貞安さんやほかの日本人スタッフと定期的にミーティングを行なっていますが、そのコミュニケーションを促進してくれているのが貞安さんです。外部の会社の人と会う場合も、貞安さんがセッティングをしてくれています。

貞安 点と点を結ぶことが私の役割だと思っており、そのためにも、細胞治療についてもっと学ぶ必要があると思っています。実際、このチームはそんな学ぶ意欲を高めてくれる存在です。

全社員が患者さんを第一に考えているからこそ、
なによりも患者さんに貢献できる。

村上 それでは最後の質問です。CDMOビジネスの面白さ、魅力は何ですか?

Bolish FDBで働くことの魅力は、さまざまな、幅広い企業の技術や製品を目にする機会があることです。ここでは毎日、患者さんのためのバイオ医薬品が出荷されています。患者さんの命を救ったり、生活の向上に重要な影響を与える医薬品がどのように製造されているかを見ることは、特別なことです。ここで働くスタッフ全員がそれを感じており、私たちの原動力になっています。

Nassif 私はこの業界について、まだまだ学んでいる最中です。でも、Bolishさんがおっしゃったように、ここで働くことは本当にエキサイティングです。私たちには目標があり、達成すべき使命があるからこそ、ここで働いているのです。それはなによりも患者さんに貢献することです。全社員が患者さんを第一に考えているからこそ、素晴らしい価値を提供できるのです。

Bolish 週末や遅くまで仕事をすることもありますが、それは患者さんのために、出荷することを最優先しているからで、それが何よりも重要なことだと思っているからです。私たちが製品に近いこと、つまり患者さんとの距離が近いことがここで働くやりがいの一つでもありますね。

村上 ここで働くことに誇りを持っているということですね。

Nassif 100%、そうです。新しい顧客のこと、これから何をするのか、成長をし続けるためにどんなサービスを提供するかを考えて、本当に社員全員が積極的に取り組んでいます。

貞安 重要なのは私たちが作り出す価値ですね。みなさんと一緒に仕事していると、それを実感します。私たちにはここにいる目的があり、富士フイルムがCDMOビジネスに携わる使命があります。私も素晴らしい機会を与えられたと感じていますし、このチームの一員であることを本当に嬉しく思っています。お二人のお話がさらに私のモチベーションを高めてくれました。

村上 みなさんがいい関係性のなかでお仕事をされていることが、とても伝わってきました。 今日は本当にありがとうございました。

対談風景