DX推進によって社員一人ひとりの業務を改革し、
富士フイルムの風土に、新しい風を吹き込みたい。
入社のきっかけは何ですか?
富士フイルムは事業領域が幅広く、グローバル展開にも力を入れており、入社してから多様な経験を積むチャンスがあると思ったことが入社のきっかけです。私は学生時代から、一つの分野を極めるというよりも、いろいろなことにチャレンジしてみたいという気持ちが強かったので、そんな自分にとって、まさにぴったりな会社だなと感じました。
インターンシップなどで会った先輩社員の人柄にも惹かれました。話を聞いていると、富士フイルムの製品や技術に対する愛着や誇りがひしひしと伝わってきて、私もぜひ一緒に働いてみたいと思いました。
入社してからのキャリアステップを教えてください。
入社後すぐにグループ会社の富士フイルムヘルスケアラボラトリーに出向しました。きっかけは、入社が決まった後、富士フイルムの化粧品「アスタリフト」を初めて使ってみて、その素晴らしさに驚いたこと。ぜひ、このような製品の販売に携わってみたいと思い、入社後の配属面談の時に希望しました。
ここでは、Web上での販促施策の企画や実施、分析などを担当し、SNSを活用した新しいマーケティングのためのプロジェクトにも携わりました。そして入社5年目、社内公募に応募して現在の部署に異動しました。最初の4年間、一つの事業に深く携わったので、富士フイルムグループ全体を見渡せるような横断的な業務改革にチャレンジしてみたいと考えたのです。
普段どんな仕事をしていますか?
また、仕事をとおして大切にしていることは何ですか?
富士フイルムが推進するDX戦略の柱の一つである業務DXを担当しています。この業務DXでは、ITツールを活用して日常的な業務の生産性を高め、「付加価値を生み出す業務へのシフト」を目指しています。具体的な取り組みとしては、自動化ツールによる業務改善などがあげられます。事業部門やグループ会社からの相談に応じて、最適なITツールの導入ばかりでなく、そのツールを活用した業務プロセスの再設計までも提案しています。また、社員が自分たちで業務を改善できるDXツールの展開も担当しており、利用促進に向けた施策の企画、利用時のガバナンスなど環境の整備を進めています。
DXの推進では、業務改革の鍵はどこにあるのか、課題の本質をとらえることが欠かせません。ツールを利用する社員たちの視点に立ち、一緒になってプロジェクトを進めていくように心がけています。
仕事をとおしてどんなときにやりがいを感じますか?
富士フイルムグループ全体に影響が及ぶようなダイナミックな改革にチャレンジできることがなによりの楽しさですね。今取り組んでいる、勤怠管理のためのITツールの導入は、まさにそんなプロジェクトなのです。
そもそもはある部門からの相談がきっかけでした。「もしかしたら、このような問題はどの部門でも共通するのでは?」と考えた私は、10部門以上にヒアリングを実施し、グループ全体での課題を洗い出しました。そして、多くの手間がかかっていた勤怠管理を効率化するために、新しいITツールを導入する全グループ的な大規模プロジェクトが動き始めたのです。
仕事をとおして目指していることは何ですか?
それに向けて挑戦したいことは何ですか?
入社してから4年間、グループ会社に出向し、マーケットの最前線に立って事業を成長させていくことの難しさを体験しました。そんな日々のなかで、創造的な業務に力を注ぐためには日常的な業務の改革が必要であることを実感し、現在の部署に異動してきました。私が今目指しているのは、DXの推進によって富士フイルムグループの社員一人ひとりの働き方を変革していくこと。それによって、グループ全体の成長に貢献していきたいと思っています。富士フイルムグループの風土に、新しい風を吹き込むことができたら嬉しいですね。
富士フイルムの魅力を教えてください。
日々仕事に取り組んでいて実感する富士フイルムの魅力は、オープン、フェア、クリアな風土です。今取り組んでいるプロジェクトが物語るように、情熱さえあれば年次に関係なくまわりを巻き込み、チャレンジできる環境があります。好奇心旺盛な人が多く、お互いに学びあいながら一緒に成長していこうという雰囲気も好きです。自分の想いしだいで多様な経験を積め、いつまでも好奇心を抱いて働き続けられる環境も、私にとって大きな魅力です。
就職活動中の方へのメッセージをどうぞ!
就職活動は、等身大の自分に向き合う貴重な機会です。得意なこと、情熱を注ぎたいこと、あるいは将来どんな場所で働き、どんな暮らしがしたいかなど、じっくり考えてみるといいと思います。また、就職活動では、自分の可能性を限定しがちではないでしょうか。そうではなく、好奇心旺盛にアクションを起こすことによって、新しい自分が見えてくることもあると思います。