• 25卒 ENTRY / MYPAGE

  • 26卒 ENTRY / MYPAGE

  • FUJIFILM Group 採用情報

About Person 社員インタビュー

コーポレートスタッフ

岩佐Iwasa

資材部
2019年入社

学生時代、モスクワに1年間留学。フルート奏者として現地の大学のオーケストラに加わり、コンサートに参加したこともあります。現在携わる調達業務は、たくさんの人たちと関わりあいながら一つのゴールを目指していく仕事です。ものづくりの最上流を担うというやりがいもあり、入社早々にチャレンジしがいのある仕事に巡り会ったと感じています。

仕事風景

高品質な原料を安定的に、そして安価に調達。
富士フイルムのものづくりを最上流で支える。

入社のきっかけは何ですか?

富士フイルムに興味を持ったきっかけは、事業領域の広さでした。でも、最後に背中を押してくれたのは、就職活動時の面接やOB訪問などで会った先輩社員たちの印象だったと思います。私が関心のあることを話すと、「だったら、あの人に会ってみるといいよ」といった感じで、別の社員を紹介してくれたりしました。自分の仕事のことも、学生の私にあわせてわかりやすく、そして真剣に話してくれ、とても嬉しかったことを憶えています。たくさんの企業を訪問しましたが、これほど先輩社員が親身に接してくれたのは、富士フイルムだけでした。

普段どんな仕事をしていますか?
また、仕事をとおして大切にしていることは何ですか?

ディスプレイ材業事業向けの化学原料の調達を担当しています。高品質な原料を安定的に、安価に調達することが私たちのミッションです。そのために、国内外の化学メーカーなどサプライヤーとの交渉をはじめ、さまざまな業務に携わっています。原料の品質についてサプライヤーの技術者と直接打ち合わせをすることもありますし、富士フイルムの事業部の技術者も巻きこんで合同のミーティングなども行っています。
調達の仕事では、世界情勢の変化やサプライヤーにおける生産トラブルなど、突発的なリスクに直面することがしばしばあります。そんなときにも、スピーディーかつ的確に対応できるように、問題の本質がどこに潜むのか、速やかにとらえるようにしています。

仕事風景

仕事をとおしてどんなときにやりがいを感じますか?

サプライヤーとの交渉では、ゴールとする価格や量、納入時期といった条件をはじめ、話の切り出し方など、自分なりにシナリオを立てて臨みます。そんな戦略がぴたりとはまって想定どおりの調達ができたときはやりがいを感じますね。私たちが大きなコストダウンをすることができると、それが事業部の利益にダイレクトに反映されます。このように、仕事の成果が数字として明確に表れることも調達の面白さです。
突発的なトラブルなどで原料の調達が滞ってしまったときには、急遽別のサプライヤーと交渉したり、物流ルートを変更したり、あらゆる手段を検討します。臨機応変にリスクを回避することも、調達担当に求められる大切な能力の一つです。世界情勢がめまぐるしく変化し予測不可能な時代といわれる今、調達担当者の存在価値はますます高まっているように感じています。

思い出に残っているエピソードを教えてください。

入社1年目の秋、原料の調達を主担当として任されることになりました。それまでは先輩のサブ的な立場だったため、「最後は誰かがサポートしてくれる」という気持ちがどこかにあったように思います。しかし、主担当となったことで自覚と責任が生まれ、仕事を自分ごととして考えるようになりました。ミーティングでは、たとえ拙くても自分なりにゴールを設定し、技術的な内容などわからないことがあればうやむやせず、とことん聞くように心がけました。そんな若い自分を、事業部の担当者や技術者は快く支えてくれました。「調達のことなら岩佐に聞け」といわれるような、信頼される存在になりたいと強く意識するようになったのも、このときからだと思います。

仕事をとおして目指していることは何ですか?
それに向けて挑戦したいことは何ですか?

「利益を生み出すメーカーには一流の調達担当がいる」という言葉があります。サプライヤーと揺るぎない信頼関係を築きながらも手強い交渉相手と評価されるような調達担当を目指したいと思っています。
その一方で、せっかく幅広い事業領域を持つ富士フイルムに入社したのですから、多様なキャリアを積んでみたいという気持ちもあります。今はものづくりの最上流に立つ仕事ですので、川下のビジネスや販売に関わる仕事にも興味があります。そうしたキャリアステップの中でさらに魅力的な仕事を見つけるのもよいですし、それらの経験を生かしてひとまわり大きく成長し、再び調達担当として活躍するのも楽しそうですね。

仕事風景

富士フイルムでの成長環境を教えてください。

部署やポジションに関係なく、困ったときには必ず誰かが支えてくれることが成長につながっていると日々実感しています。私は、文系出身だったこともあり、化学のことも製造のことも知識が乏しいままに調達の担当になりました。そんな私の初心者的な質問にも、一つひとつわかりやすく丁寧に教えてくれて、とても心強かったです。「自分が逆の立場だったらこれほど丁寧に教えることができるのか?」と考えてしまうほど、みんな親身に接してくれます。入社前に感じていた「人」のよさは、間違っていなかったなと感じています。

就職活動中の方へのメッセージをどうぞ!

就職活動は、私にとって一番自分のことを考え抜いた時間でした。長所、短所、今まで大切してきた価値観、将来やってみたいこと……。自分のことをじっくり考え言語化したことは、今の仕事でも役立っていると感じています。ですから、自分としっかり向き合いながら最後まで走り抜けてほしいと思います。たいへんなこともあると思いますが、楽しんで頑張ってください!

INDEXに戻る