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About Person 社員インタビュー

事業・SCM・需給・生産管理

栗田Kurita

ディスプレイ材料事業部
2019年入社

2019年の入社以来、ディスプレイ材料事業部に所属し、製品の需給管理の仕事をしています。大学時代は法学を専攻。勉強はそこそこに、体育会硬式テニス部での活動に勤しんでいました。

仕事風景

渡されたバトンに付加価値をのせて、
一人でも多くの人に製品を届けたい。

入社のきっかけは何ですか?

大学時代、テニス部での経験から、強いチームを作るための教訓を2つ得たんです。
1つは、よい意見を汲み上げ、どんどん挑戦・変化させていくこと。もう1つは、チームの課題に対して、チームメイト一人ひとりが自分事としてとらえること。この2つを軸に企業を見ていく中で、富士フイルムには、新しいことに挑戦していく文化や、当事者意識を持って仕事に取り組む社員がたくさんいると感じ、入社を決めました。

普段どんな仕事をしていますか?
また、仕事をとおして大切にしていることは何ですか?

スマートフォンやテレビに使用されている反射防止フィルムの製品需給管理の仕事をしています。販売状況を見ながら、工場での生産が最も効率的になるよう見通しを立て、在庫を管理するのが主な業務内容で、顧客への安定的な製品の供給とコストダウンに貢献することがミッションです。
大切にしているのは、一つひとつの事実を正確にとらえた上で、自分の頭で次のアクションを必ず考えるようにすること。需給管理の業務では、事実から予測を立て、生産に最適な状況を作り上げることが求められます。そのため、まずはデータを正確に把握し、それに対してどうアクションするのがベストかを常に考えるようにしています。
また、新人が毎年配属され、後輩も多い部署なので、困っていることがないかどうかを意識して聞くようにしています。

仕事風景

仕事をとおしてどんなときに
やりがいを感じますか?

やりがいを感じるのは、自分が示した方針に皆が共感してついてきてくれたときです。
各部署やグループのメンバーが同じ方向を向くことができたときの推進力はいつも想像以上で、大きな力を感じます。
自分一人ではできなかったことでも、自分がいてさらに皆に伝えられたから結果にたどり着けた感じがして、いつもその瞬間をうれしく思います。

思い出に残っている
エピソードを教えてください。

入社1年目に、工場に無理な依頼をして叱られたことを、今でもよく覚えています。当時の私は自分の業務のことしか考えておらず、悪気もなく工場に無理なお願いをしてしまいました。いつもの数倍の量の製品を確認する作業だったのですが、「あなたの指示で何人の人といくつの物が動くか、わかってる?」と言われ、ハッとしました。
事務系社員として本社にいると、工場で製品が作られて、顧客に出荷されていく実際の過程を見る機会があまりありません。メーカーとして一番の根幹はそこにあることを改めて考えさせられました。それ以降は、「現地現物」の考えを大切に、地に足のついた行動ができるようになったと思います。

仕事風景

富士フイルムでの成長環境を教えてください。

入社何年目であろうと、やりたいと思ったことをやらせてもらえる環境が整っていると思います。
需給管理で、複数の製品を扱っている製造ラインを効率化する場合、あるべき稼働状況はいくつか想定できるのですが、バランスを見ながら「トータルで一番効率がよい方法」を選択しなくてはなりません。そのときに、自分の考えを上司や先輩に伝えることで、「あなたがそう考えるなら、その方法でやってみよう」と判断を任せてもらえることが多いです。
思ったように成果が出なくても、それが考え抜いた末の結論であれば尊重してくれ、何度でもチャンスをもらえるので、失敗を恐れず挑戦を続けることができ、成長につながっていると感じています。
上司や先輩は、「なぜそう考えたのか」というプロセスをいつも評価してくれます。そこで、常に「なぜ?」を繰り返すことになりますが、その結果が本質をとらえることにつながり、結論を出すスピードが上がってきていると実感しています。

仕事をとおして目指していることは何ですか?
それに向けて挑戦したいことは何ですか?

就職活動中から私が会社で実現したいことは変わらず、「個人ではできなくてもチームなら大きな力を生み出せるはず。それを世の中に届けたい」ということです。富士フイルムには非常に優れた技術力があり、それを世界各国に届ける販売力があります。工場から消費者へ向けてのリレーの中で、技術者が生みだした製品というバトンを私が受け取り、そこに付加価値をのせることで一人でも多くの消費者の手に製品を届くことになれば、それに勝る喜びはありません。
そのために、どんな付加価値をのせられるかを日々模索しています。目下取り組んでいるのは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)による業務の効率化。世界情勢が目まぐるしく変わる現代で、どんな製品がいつ、どこで必要とされるのか、そういった状況も日々変わっています。DXを導入することで最新情報を可視化し、タイムリーな販売戦略の立案に貢献したいと考えています。

富士フイルムの魅力を教えてください。

私が一番すごいと思うのはチーム力です。課題に対して各部門が自分事として向き合っているので、技術系・事務系を問わず一丸となって解決に取り組む意識が強いと思います。専門外のことは詳細にはわからないことも多いのですが、チームのメンバーは互いの専門分野が事業に与えるインパクトを理解しています。ですから、私が困っていればさまざまな分野の専門家が力を貸してくれ、逆に誰かが困っていれば、私も力になる。そんな意識を自然と皆が持っているところが好きです。

就職活動中の方へのメッセージをどうぞ!

就職活動を振り返ると、あれほど自分という人間に向き合ったことはなかったなと思います。自分の長所や短所、それまでどんな経験をしてどんな学びを得たか——たくさんの要素や見え方があって、言語化するのはとても難しいことだと思います。振り返った時に、「就職活動をやってよかった」と思えるように頑張ってください。
就職活動をとおして、皆さんに素敵な企業や人との出会いがあることを祈っています。そして、もしこれを読んでくれた人が富士フイルムを選び、一緒に働くことができるなら、とても嬉しいです。くれぐれも体調にはお気をつけて!

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