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About Person 社員インタビュー

事業企画・営業技術

黒川Kurokawa

ライフサイエンス事業部
2009年入社

2009年の入社以降約10年間、バイオサイエンス&エンジニアリング研究所にて、低分子化合物やペプチドを用いた医薬品の研究に従事。その後、2020年にファインケミカル事業部に異動して富士フイルム和光純薬の試薬事業を経験し、現在はライフサイエンス事業部にて、グループ会社のFUJIFILM Cellular Dynamics, Inc.が主に担っているiPS細胞関連事業を担当しています。学生時代は酵素の工学的利用や、白血病の病態解析の研究をしていました。

仕事風景

さまざまな企業と連携しながら事業を開発し、
世の中の「健康」に貢献したい。

入社のきっかけは何ですか?

バイオ系の専攻で学んだ知識や経験を生かせる企業を幅広く探していたなかで、医薬品、診断薬、サプリメントなどのライフサイエンス分野に注力している富士フイルムに関心を持ちました。また、会社説明会などで話を聞くなかで、事業のグローバル展開にも力を入れている印象を持ったので、グローバルに活躍できる機会があると感じて志望しました。

普段どんな仕事をしていますか?
また、仕事をとおして大切にしていることは何ですか?

私の所属するライフサイエンス事業部は、ヘルスケア領域の強化を目的に2021年に設立された新しい事業部で、主要商材である細胞・培地・試薬の各事業の成長戦略を立案することを主なミッションとしています。医薬品を扱う研究所の出身者として、私は特に技術的な視点での施策立案、遂行に関わっています。たとえば、有望な技術を持つ企業との業務提携を実現し、富士フイルムの事業をより付加価値の高いものに発展させていく、といった仕事です。
仕事を進める上では、社内外のさまざまな関係者の理解と協力を得ることが不可欠で、一方的にやりたいことを主張してもなかなかうまくいきません。関係者とよく話し、主張に耳を傾けることを意識して取り組むようにしています。

仕事風景

仕事をとおしてどんなときに
やりがいを感じますか?

特定の商品を扱う事業部には、事業全体の進捗を管理する責任があります。広報や法務も含めて多くの部署と関わりを持ち、研究所時代よりもビジネスに近い部分にいると感じます。多様な業務が発生するため、私自身、未経験の業務に直面することが多々ありますが、その分学ぶことも多く、日々成長を感じながら業務に携わることができています。また、ときには経営に関わるような規模の大きな案件に携わることができることも、やりがいになっています。

思い出に残っている
エピソードを教えてください。

関連会社を支援するため展示会に参加したときに、協業先やお客さまと直接話をする機会があり、そのなかで、ポジティブな意見だけでなく、ネガティブな意見も聞くことができました。なかには社内だけではなかなか出てこない厳しい意見もあり、新しい気付きを得ることができました。自社の技術や製品を社外のフラットな目で厳しく評価してもらうことは、技術開発においてはもちろんのこと、今後の事業戦略を検討する上でも大変重要であると肌で感じることができました。

仕事風景

仕事をとおして目指していることは何ですか?
それに向けて挑戦したいことは何ですか?

ライフサイエンス分野に関わる者として実現したいことは、やはり世の中の人々の「健康」に貢献していくことです。ライフサイエンス業界は一つの成功例を契機に急速に新しい市場が形成されることもあれば、その逆も起こりうる、極めて変化の激しい業界だと思います。そのような環境下で業界各社は、将来の事業の種となる新規技術を早期に獲得するために、一定のリスクを織り込みながらも外部技術の取り込みを活発化させています。
富士フイルムにおいても同様に、当社の事業や強みとの相乗効果が見込める技術を他企業から取り入れる活動が、ますます重要になってきていると感じています。事業開発を推進する人材として、技術を科学的に正しく理解し、その事業的価値を適切に評価できるよう、日々の業務のなかで技術・事業の両面でスキルを高めていきたいと思っています。

富士フイルムの魅力を教えてください。

事業領域の幅が広いのはもちろんのこと、国内外に多くの事業会社を保有するため、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと接することができる点です。特にライフサイエンスの分野は比較的新しい事業のため、中途入社の人たちも多く、さまざまな企業文化が混在していると感じます。仕事の進め方や発想方法などの違いから日々刺激を受けつつ、自身の視野を広げています。

就職活動中の方へのメッセージをどうぞ!

就職活動では当たり前にいわれることですが、まずは自己分析をきっちり行い、その上で積極的にさまざまな会社、職種の人たちの話を聞いて、自分の進みたい方向をクリアにしてください。方向をはっきりとつかむことが、社会人になってから困難に直面したときにもぶれずに進んでいく原動力にもなります。就職活動期間を、長い社会人生活の貴重な準備期間ととらえて、有意義に過ごしてもらえればと思います。

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