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About Person 社員インタビュー

プロセス開発研究・生産技術開発

西Nishi

精密プロセス技術センター
2012年入社

2012年に入社してから現在まで、精密プロセス技術センターに所属し、生産設備開発やプロセス技術開発に関する仕事をしています。新規事業開発に携わりたいという思いからビジネスに関する知識を深めるために、3年ほど前にMBAを取得しました。

仕事風景

さまざまな分野でのプロセス技術開発の経験をもとに、
新規事業創出に貢献したい。

入社のきっかけは何ですか?

大学の専攻は機械制御システムで、カメラネットワークにおける物体推定理論を研究していました。はじめは画像に関する知識を生かせるのではと考えていたのですが、富士フイルムがカメラ以外にも医療や化粧品など幅広い事業を展開していることを知り、興味を持ちました。機械だけでなく、化学の領域でも高い技術力のある企業だという印象があり、将来的にさまざまな分野・職種に携わることができると考え、入社しました。

普段どんな仕事をしていますか?
また、仕事をとおして大切にしていることは何ですか?

精密プロセス技術センターは、富士フイルムのモノづくりの基盤となる革新的な生産プロセス技術開発のハブです。高い品質と生産性を両立する生産プロセスの構築を進める役割を担っていて、特にICT・AIを活用したプロセス技術開発に力を入れています。
私は現在、AIを活用した光学レンズの製造プロセスの生産性向上に携わっています。製造現場へ直接行って製造部門の技術者の考えに耳を傾け、どういったプロセス技術があれば彼らのために貢献できるのかを考えることを大切にしています。

仕事風景

仕事をとおしてどんなときに
やりがいを感じますか?

製造を担っている現場のメンバーに貢献したいという気持ちが仕事のモチベーションになっているため、自分が提案したプロセス技術や設備が生産現場に導入され、感謝されたときにやりがいを感じます。一緒に仕事を進めてきた現場のメンバーと信頼関係を築き、チームで1つのゴールを目指しながら目標を達成することは、大きな喜びにつながります。

思い出に残っている
エピソードを教えてください。

入社6年目に、内視鏡の新工場へ導入する新コーティング設備の主担当を任されました。周囲の協力を得ながら、設備の構想から技術開発、設計、メーカーでの製作、工場への導入をすべて自分で行いました。長くて柔らかい内視鏡の部材をいかに揺らさずに搬送するかが技術的なポイントでしたが、大学で勉強した制御理論の知識を活用し、揺れのない搬送条件を導くことができました。この技術は社内の表彰制度で表彰されました。
このとき、さまざまな関係部署に自ら出向き、作業の調整を行いながら納期とおりに設備を工場に導入しました。この経験から、自分が必要だと思うことでは組織の壁を気にせず、積極的に飛び込むことの大切さを学びました。

仕事風景

仕事をとおして目指していることは何ですか?
それに向けて挑戦したいことは何ですか?

実現したいのは、富士フイルムを「新規事業をどんどん生み出す会社」にすることです。富士フイルムは「第二の創業」を掲げ、事業転換を実現してきましたが、変化が速い今の世界においてはさらなる新規事業の創出が求められています。そのために、自身が新規事業を推進できるようになることを目指しています。これまでレンズ、医薬品、プリンター、内視鏡とさまざまな事業のプロセス設備や技術に携わってきたので、そこで得たモノづくりの経験をもとに新しい事業を生み出していきたいです。会社には新規事業提案制度があるので、それに応募し、新規事業の創出に挑戦しています。
また、自分の持つプロセス技術やAIに関する専門性をさらに広げるために、これまであまり携わっていない化学やバイオ系のプロセスにおいても課題を提案し、生産プロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現していきたいです。

富士フイルムの魅力を教えてください。

提案すれば、自分のやりたいことができるところです。課題内容や組織運営などについて気軽に上司と相談できる風土があります。
また、富士フイルムには多彩な専門性を持ったメンバーがたくさんいて、日々新しいことにチャレンジしています。彼らと一緒に仕事することは非常に刺激になり、自身の成長につながります。

就職活動中の方へのメッセージをどうぞ!

就職活動はさまざまな企業を見ることができる貴重な機会だと思います。ぜひたくさんの企業・社員と話してみてください。そして、自分にとことん向き合ってください。たくさんの人と話し自分と向き合うことで、自分がどんなことに興味があるのか、どんなことがしたいのか、どういった人に魅力を感じるのか、といった価値観や考え方がわかってきます。自分の価値観に合う会社は必ず見つかります。
幅広い事業領域で新しいことにチャレンジすることが好きな方、富士フイルムで一緒に挑戦することを楽しみにしています。

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