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About Career 富士フイルムで紡ぐ+STORY

[image] 富士フイルムで紡ぐ+STORY

私が紡ぐ+STORY

素材開発の最前線で培った
ストーリーを武器に、
新たな事業創出に向けた研究開発へ。

山田

有機合成化学研究所 研究マネージャー
2001年度入社

どんな学生時代を過ごしていましたか?

大学院では新規ヘテロ環化合物の合成と物性評価、金属錯体形成などに取り組みました。実際に自分の手で扱える化合物を生み出す有機合成に魅力を感じ、研究に没頭する日々を送りました。

入社時の夢や目標は?

自分が合成した化合物を実際の製品として世に出したいと考え、研究開発部門を志望。大学で経験したヘテロ環化合物の知見を生かし、写真領域の色素探索に挑戦したいという漠然とした思いを抱いて入社しました。

入社から現在までのストーリー

入社〜

小規模な研究所で合成から評価までを一貫して担当

有機合成化学研究所の前身にあたる部門の富士宮事業所に配属され、プリントシール機用色素の研究開発に従事。合成から物性測定まで自ら手を動かす環境で、有機合成の基礎力と研究の進め方を実践的に身につけた時期でした。

一番記憶に残っているできこと

上長や先輩の技術と知識量に圧倒され、必死に努力した経験が研究者としての基盤になりました。

入社4年目〜

プロジェクトによる材料開発の全体像を習得

有機合成化学研究所(開成)へ異動し、ホログラムメモリ向け高屈折率色素モノマーの開発を担当。自社およびグループ会社を含めた複数部署が連携するプロジェクト体制の中で、材料が評価へ渡る流れを理解しました。

一番記憶に残っているできこと

自分が合成した化合物が他部署で評価され、結果が戻る工程を初めて体感し、研究が具体化されていく実感を得ました。

入社7年目〜

人生初の実用化とチーム拡大を経験した転機の時期

有機合成化学研究所(吉田)に異動し、スマートフォンなどに使われるディスプレイ用層間絶縁膜用レジスト開発を担当。私と商品開発部門の担当二人のみで始まった開発テーマは20名を超える規模まで拡大し、複数の顧客導入を達成。研究と事業をつなぐ視点が大きく養われました。

一番記憶に残っているできこと

製造試作で失敗し落ち込みながらも、関係者と協力し再検討を続け、最終的に商品化へつなげた経験が強い学びとなりました。

入社15年目〜

テーマの推進と研究所閉鎖の節目を経験

初任配属先であった有機合成化学研究所(富士宮)へ異動し、各種タッチパネル用ドライフィルムレジスト開発に従事、のちに実用化されました。後半は、グループ長として、運営や人材育成も担当。最後に、有機合成化学研究所(富士宮)の閉鎖を経験し、大きな節目を迎えました。

一番記憶に残っているできこと

自分にとって初配属の大切な場所を自ら閉じるという悔しさは忘れ難い経験となりました。

入社22年目〜

水性UV技術の実用化と未知のライフサイエンス領域へ挑戦

有機合成化学研究所(開成)に異動。大型サインボードや車体ラッピングなどに使われる水性UVインクジェット開発を推進し実用化。さらに2025年からライフサイエンス領域の研究に携わっています。

一番記憶に残っているできこと

これまでと大きく分野の異なるライフサイエンス領域へ移り、再出発の緊張と刺激を強く感じました。

自分のストーリーを振り返って、一番成長したタイミングはいつでしたか?

最も成長できたのは、入社7〜14年目(吉田地区)に携わった層間絶縁膜レジストの開発です。自分たちの合成技術だけでなく、社内の各部門、外注メーカー、グループ会社といった関係部門と協働しながら、課題を整理し、商品化研究を前へ進める力が問われました。さまざまな課題や問題を乗り越え、最終的に顧客へ導入された経験は、研究を「事業」へ持ち上げていく感動を心に刻みました。この期間に、技術力だけではなく、推進力・組織連携力が大きく成長したと感じています。

入社時に抱いていた夢や目標に、どんな変化がありましたか?

入社当初は「自分が作った化合物を世に出す」という強い個人志向が中心でした。しかしストーリーを重ねる中で、研究は一人で完結しないことを痛感しました。合成、評価、製造、事業部が連動することで初めて製品化が実現します。層間絶縁膜レジスト開発での経験を経て、主語は「自分」から「チーム・組織」へ変化しました。現在では、組織全体の成果を最大化する視点で研究テーマを見つめ、次の世代へつながる開発を行うことが自分の役割だと思っています。

+STORYを紡ぐうえで、最も大切にしている価値観を教えてください。

最も大切にしているのは「現状維持は後退」という考え方です。新しい分野へ自ら飛び込み、未知のテーマをゼロから学ぶことを恐れず、変化を成長の源泉としてとらえています。研究開発では、既存の成功体験に寄りかかると視野が狭くなり、革新的な発想が生まれません。だからこそ、新しい技術領域や異なる価値観に触れ続けることを意識しています。加えて、組織として成果を出すために、周囲との対話や協力を重視し、変化に柔軟に対応できるチームづくりを心がけています。

仕事風景

今後、どのような+STORYを紡いでいきたいですか?

現在携わっているライフサイエンス領域で、グループ会社と連携しながら富士フイルム発の新たな事業の芽を育てたいと考えています。それらの領域ではこれまで得意としてきた機能性素材開発とは、異なるやり方・考え方が必要です。だからこそ、挑戦しがいがあると考えています。

  • 富士フイルムで+STORYを紡ぐ魅力

    一つの専門を深め続ける道も、複数領域を経験する道も選べる「ストーリーの幅」があります。多様な方との出会いから刺激を受けることができます。また、自分自身で学習することも推奨されています。このようにさまざまな成長を積み重ねられる環境が整っており、自分自身の+STORYを主体的につくれることが大きな魅力です。

  • 休日の過ごし方

    平日は片道1.5時間以上の遠距離通勤のため家事を任せきりですが、休日は家事と子育てを中心に過ごし、家族との時間を最優先にしています。わずかな自分の時間はジム通いで筋肉を“貯筋”しつつリフレッシュしています。

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