入社から現在までのストーリー
入社〜
レントゲンフィルムの製造技術を担当
機能性フィルムの塗布を担う製造部の技術部門に配属され、レントゲンフィルムの原材料・処方を担当。銀使用量の削減などコストダウン案件を中心に、製造プロセスの改善や新製品の立ち上げに取り組む。周りについていけず苦しんだ新人時代を抜け、初めて自分主導で商品化を達成、担当する商材を増やしながら、複数の商品化をこなし、自信がつきました。「自分で考え、自分で決める」仕事の進め方を模索し続けた期間でした。
一番記憶に残っているできこと
上司から「下山くん“らしい”仕事って何だろう?」と問われたこと。言われたことをこなすだけではなく、自分なりの価値を出すとは何かを考え続けるきっかけになりました。
入社5年目〜
抗菌商材のマーケティング分野へ
レントゲンフィルムで培った技術や発想を武器に、新規ビジネス創出の役割を担っていた高機能材料開発本部に短期で所属し、マーケティング領域へ挑戦。抗菌フィルムの市場調査やコンセプト整理、新規用途開拓に取り組む。製造部に席を戻した後も、メディカルシステム事業部を兼務し、抗菌フィルムの医療現場での価値検証や販促施策の検討も担当。技術起点の発想に市場視点を掛け合わせる経験を通じて「文脈が変わると、自分の当たり前が新しい価値になる」ことを実感しました。
一番記憶に残っているできこと
製造現場では当たり前だった試験方法や考え方が、マーケティングの場では「下山さんらしい、おもしろい提案だね」と受けとめられたこと。分野を横断して経験を持ち込むことで、自分なりの独自性を出せると気づいた瞬間でした。
入社8年目〜
レントゲンフィルムの品質保証業務
再びレントゲンフィルムの製造現場に戻り、原材料・処方の技術開発から品質保証へと担当軸をシフト。成熟した技術分野のなかで、ゼロベースの設計見直しや品質課題への抜本対策に挑戦する。品質保証は「守り」の部署というイメージからスタートしたものの、実際には自ら改善案を立て、工程や仕様の見直しをリードできるポジションであると理解。少数精鋭の組織で、製品ライフサイクル全体を見渡しながら技術継承と品質の作り込みに取り組みました。
一番記憶に残っているできこと
自分の描くストーリーの中では想定していなかった品質保証部への異動が、上司との信頼関係を起点に、自分主導で改善を回せる一番居心地のよい場へと変わっていったこと。視点を変えれば、同じ仕事も全く違う意味を持つと実感した経験です。
入社11年目〜
海外生産会社での生産能力の増強・生産安定化へ挑戦
富士フイルムが買収した米国のバイオ医薬品向け培地メーカーである富士フイルムバイオサイエンスへ赴任。カリフォルニアの生産拠点で、粉末培地生産部門のマネージャーとして、約40名のオペレーターとスパーバイザー層を束ね、粉末ラインの安全・品質・納期などを総合的にマネジメント。研究開発よりの小規模生産から、世界の医薬品メーカーに安定供給する大量生産体制へ移行するフェーズで、富士フイルム流の生産技術・品質文化をそのまま移植するのではなく、現地のベンチャー文化に合わせてアレンジしながら根付かせていくことがミッションです。
一番記憶に残っているできこと
言語も文化も仕事の進め方も違うなかで、徹底した準備と“現場にとことん付き合う姿勢”を貫くことで、現地メンバーが改善活動を自分ごととして動かし始めてくれたことが、今でも一番の手応えになっています。


![[image] 富士フイルムで紡ぐ+STORY](../assets/img/career_img/career-story03-main.jpg)