• 27卒 ENTRY / MYPAGE

  • 28卒 ENTRY / MYPAGE

  • FUJIFILM Group 採用情報

About Career 富士フイルムで紡ぐ+STORY

[image] 富士フイルムで紡ぐ+STORY

私が紡ぐ+STORY

“人と違う経験”を
積み重ねて広がった
ストーリーの地平。

下山

Fujifilm Biosciences Inc.
Powder Production Manager
2010年度入社

どんな学生時代を過ごしていましたか?

大学院で物質制御工学を専攻。DNA の二重螺旋を模倣する“超分子”を設計・合成し、その構造を評価する研究に取り組みました。工業応用よりも基礎研究に近い領域で、有機合成から構造解析まで幅広く経験。研究自体は面白かったものの社会との関わりが少ない環境であったため、早く社会に出て実践の場で働きたいと思っていました。

入社時の夢や目標は?

基礎研究より社会に近い仕事をしたいという思いが強く、複数業界を検討。その中で富士フイルムは、多様な事業領域と技術の応用範囲の広さが魅力でした。「研究を続けるより、社会に役立つ現場へ」という想いを叶えられると感じ、入社を決めました。当時は技術を軸にしながら現場に近い領域で活躍したいと考えていました。

入社から現在までのストーリー

入社〜

レントゲンフィルムの製造技術を担当

機能性フィルムの塗布を担う製造部の技術部門に配属され、レントゲンフィルムの原材料・処方を担当。銀使用量の削減などコストダウン案件を中心に、製造プロセスの改善や新製品の立ち上げに取り組む。周りについていけず苦しんだ新人時代を抜け、初めて自分主導で商品化を達成、担当する商材を増やしながら、複数の商品化をこなし、自信がつきました。「自分で考え、自分で決める」仕事の進め方を模索し続けた期間でした。

一番記憶に残っているできこと

上司から「下山くん“らしい”仕事って何だろう?」と問われたこと。言われたことをこなすだけではなく、自分なりの価値を出すとは何かを考え続けるきっかけになりました。

入社5年目〜

抗菌商材のマーケティング分野へ

レントゲンフィルムで培った技術や発想を武器に、新規ビジネス創出の役割を担っていた高機能材料開発本部に短期で所属し、マーケティング領域へ挑戦。抗菌フィルムの市場調査やコンセプト整理、新規用途開拓に取り組む。製造部に席を戻した後も、メディカルシステム事業部を兼務し、抗菌フィルムの医療現場での価値検証や販促施策の検討も担当。技術起点の発想に市場視点を掛け合わせる経験を通じて「文脈が変わると、自分の当たり前が新しい価値になる」ことを実感しました。

一番記憶に残っているできこと

製造現場では当たり前だった試験方法や考え方が、マーケティングの場では「下山さんらしい、おもしろい提案だね」と受けとめられたこと。分野を横断して経験を持ち込むことで、自分なりの独自性を出せると気づいた瞬間でした。

入社8年目〜

レントゲンフィルムの品質保証業務

再びレントゲンフィルムの製造現場に戻り、原材料・処方の技術開発から品質保証へと担当軸をシフト。成熟した技術分野のなかで、ゼロベースの設計見直しや品質課題への抜本対策に挑戦する。品質保証は「守り」の部署というイメージからスタートしたものの、実際には自ら改善案を立て、工程や仕様の見直しをリードできるポジションであると理解。少数精鋭の組織で、製品ライフサイクル全体を見渡しながら技術継承と品質の作り込みに取り組みました。

一番記憶に残っているできこと

自分の描くストーリーの中では想定していなかった品質保証部への異動が、上司との信頼関係を起点に、自分主導で改善を回せる一番居心地のよい場へと変わっていったこと。視点を変えれば、同じ仕事も全く違う意味を持つと実感した経験です。

入社11年目〜

海外生産会社での生産能力の増強・生産安定化へ挑戦

富士フイルムが買収した米国のバイオ医薬品向け培地メーカーである富士フイルムバイオサイエンスへ赴任。カリフォルニアの生産拠点で、粉末培地生産部門のマネージャーとして、約40名のオペレーターとスパーバイザー層を束ね、粉末ラインの安全・品質・納期などを総合的にマネジメント。研究開発よりの小規模生産から、世界の医薬品メーカーに安定供給する大量生産体制へ移行するフェーズで、富士フイルム流の生産技術・品質文化をそのまま移植するのではなく、現地のベンチャー文化に合わせてアレンジしながら根付かせていくことがミッションです。

一番記憶に残っているできこと

言語も文化も仕事の進め方も違うなかで、徹底した準備と“現場にとことん付き合う姿勢”を貫くことで、現地メンバーが改善活動を自分ごととして動かし始めてくれたことが、今でも一番の手応えになっています。

自分のストーリーを振り返って、一番成長したタイミングはいつでしたか?

米国での生産基盤の立て直しに挑んだこと。異文化環境で、生産・品質・管理のすべてを統合しながら仕組みを作り上げた経験は、自分の仕事観を根底から変えました。トラブルが続いていた生産ラインでは、ヒューマンエラーを構造的に減らす仕組みづくりに着手。現地メンバーとともにプロセスを可視化し、日々の仕事の振り返りを改善につなげる活動を導入した結果、ロスを大幅に減らすことができました。

入社時に抱いていた夢や目標に、どんな変化がありましたか?

入社時は「新しい商品をつくりたい」「開発寄りの仕事がしたい」と考えていましたが、入社後、さまざまな部署で経験を重ねる中で「現場のリアリティに根ざした生産プロセスを設計し、チームで運営していく」ことに軸足が移っていきました。商品そのものだけでなく、作り方や仕組みをデザインし、人と現場を巻き込みながら改善を続けること。結果として、ライフサイエンス領域の生産拠点を支えるマネジメントへと具体化していったと感じています。

+STORYを紡ぐうえで、最も大切にしている価値観を教えてください。

大切にしているのは「人と違う経験を積み、自分にしかできない組み合わせを増やす」ことです。分野や役割をまたいで経験を重ねるほど、自分ならではの視点や提案が生まれると考えています。もう一つは、提案に責任を持つ姿勢です。自由にやらせてくれる風土だからこそ、データに基づく準備と現場への寄り添いを両立し「下山が言うならやってみよう」と思ってもらえる存在でありたいと思っています。

仕事風景

今後、どのような+STORYを紡いでいきたいですか?

ライフサイエンス領域の生産拠点で、グローバルに通用する製造マネジメントを磨いていきたいと考えています。将来的には工場全体や複数拠点を俯瞰し、生産性・品質・安全を高いレベルで両立させる役割に挑戦したいです。その過程で、日本・アメリカ・オランダなど各拠点の強みをつなぎ、富士フイルムならではの改善文化を現地のやり方に合わせて展開していくことにも力を注ぎたいと思っています。

  • 富士フイルムで+STORYを紡ぐ魅力

    自分の意見や提案を、若手のうちから受け止めてもらえる風土があることです。たとえ結果的にうまくいかなかったとしてもチャレンジさせてくれる上司や先輩が多く、その分、自分で考え抜くことが求められます。また、製造・開発・マーケティング・海外といった多様なフィールドを行き来できるローテーションの幅も魅力です。「人と違う経験をしたい」という思いを、現実にできる環境だと感じています。

  • 休日の過ごし方

    アメリカ西海岸での生活を満喫しています。アパートメント内にあるプールや共有スペースでリラックスしたり、週末には国立公園やラスベガス、ニューヨークなどへ旅行したりと、日本ではなかなか味わえないスケールの休日を楽しんでいます。こうしたオフの時間でリフレッシュしながら、新しい環境や文化を知ることも、海外で働く自分にとって大切なインプットになっています。

一覧に戻る